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時代箪笥の木庵田中は明治時代の和箪笥(骨董たんす)をリホームリメークして今の生活に使える時代箪笥を販売する京都の家具屋です。

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〒603-8225 京都市北区紫野南舟岡町5-46

エッセイ 右往左往item list

右往左往は1月4月7月10月に更新します。


木庵の日々の出来事をつぶやいております。どうぞお楽しみください。
 

右往左往 2026 10

毎日走り回っているつもりでも所詮大自然の掌で右往左往しているのが関の山そんな私のひとりごと(紫野 木庵 庵主 公童法師)No122 

顧己心(こっきしん) 昼寝をしているとインターホンが鳴った、お客様と思い飛んで出ると「何屋さんですか」と尋ねられる。「明治時代の東北のたんすをリホームして販売しています。」と答える。張り紙に「奥の工房で時代箪笥の修復をしています。東側ドアのインターホンよりご連絡ください。」を見られ職人が作業していると思われたようだ。名刺を交換するとBSテレビで京都の案内番組を制作される会社のディレクターさんとのこと。自己紹介と時代箪笥の説明をして店内を案内、出演される俳優さんや撮影日を聞いた。テレビで取り上げていただくのは20年前に地元の放送局の報道番組の中継と10年前の関西にあるテレビ局の突然のロケ以来。BSだったら全国版と思いチョットニコニコ。ディレクターさんを見送り早速想定台本に取り掛かった。カメラは比叡山山頂を映し下に下げると「たんす」と書かれた幕をズームする、俳優さんが「あれなんやろう」と呟き店の前に進む、「三打喚鐘応答一声」の張り紙をみて銅鑼を三回たたく。木庵が「ハーイ」と言って出てくる。なんや20年前の中継を思い出す。そのあと「いくつかの案を考えてみましたので添え付けします。」とメールを送ってみた。何日かして「今回の撮影は貴店を予定しておりません。」との返信。お帰りの際に「考えておきますわ。」と言われたのは京都ではお断りの挨拶、関東のディレクターさんやと思っていたが長年の京都取材で京都人になられたようだ。身勝手な思いだったが、顧己心(こっきしん)己の心を見つめるとはこのことか。「自戒自守」の毎日。



ススキ生け 団子備えて 空を見る 今年の月は ほほえみ見せず(公童法師)
 

いろは説法15(ちっぽけだけど精一杯生きるのが人間)奈良の大仏さんは華厳経を基として作られましたその華厳とは雑華厳浄で(雑華)いろんな花で(厳浄)世の中を飾る。「SMAPの世界に一つだけの花」の歌詞を思い出してください。「花屋の店先に並んだいろんな花(雑華)を見ていた。中略 そうさ 僕らは世界にたった一つの花一人一人違う種を持つその花を咲かせる(厳浄)ことだけに一生懸命になればいい。」お釈迦さまは2500年前に不条理なこの世の中を生き抜く教えを説かれました。わが師清水公照長老は「気楽に生きる極意」ドラマ陰陽師で蜜虫さんが「花も草もあるがままにしておくがいい。」と安倍晴明さんの言葉。「あるがまま」とは「とらわれない」 「こだわらない」 「かたよらない」 のお釈迦の教えに ありのままの心(己の心を見つめる)ことが大切と教えて頂きました。お坊さんの修業は大変厳しですが、在家の人々も朝起きて家の用事をすまし、通勤 仕事 帰宅 夕食 入浴 就寝とどれも人生修業 ちっぽけだけど精一杯生きるのが人間「ありのまま。」「そのまんま。」「くさるな。」を忘れず まあぼちぼち いきまひょう。

 


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