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右往左往 2025 07
毎日走り回っているつもりでも所詮大自然の掌で右往左往しているのが関の山そんな私のひとりごと(紫野 木庵 庵主 公童法師)No117
四苦八苦(しくはっく)「10月にWindows10搭載のパソコンのサポート、セキュリティ修正プログラムがMicrosoftさんから 提供されなくなります。」と案内されます。つまりWindows11搭載のパソコンに買い替えなさいとのことか、いまのパソコンでも十分使えるのに勿体ない話。Microsoftさんも商売が上手、仕方なく彼はWindows11搭載のパソコンの購入にふみきった。使い慣れたメーカーのwebサイトからカスタマイズしていまのパソコンと同じ機能を搭載してもらい、発注。約十日で到着古いパソコンから新しいパソコンへの乗り換えソフトを使へばすぐに使えると思いきやデータ移行が途中で止まったまま、メーカーにチャットで問い合わせるも対応マニュアルを表示されだけで埒が開かない。一つ一つ設定を確認し漸くたどり着いたのがクラウドストレージと呼ばれるOneDrive個人用は5GBまで無料で使えるのだが300GBのデータは容量オーバーで使用不可。今はデータをクラウドに預ける時代だそうで彼の場合年間二万円の契約が必要との事、せっかく1,000GBのSSDを搭載したのにとパソコンとクラウドの同期を解除し手動でデータを移動し とりあえず使用可能となった。次はメールが使えるようにとOutlookの設定これもOutlook newが搭載されていて設定変更が必要ネットで調べながらやってみるが上手くいかない、新しいアカウントを作り何とか使えるが古いアカウントでも使えるようにするのが一苦労そしてOutlook newへ電話帳を移動しメールを送ろうとすると送信先へ名前をクリックしても表示されない。画面のメールアドレスをクリックして新しい画面からなら送信可能とわかった。ここまで購入から一月、次はwebサイトを作るソフトもWindows11用が必要メーカーに問い合わせると6月末日に新しいソフトが発売予定との事で早速注文到着を待つ日々。そのほかイラスト用のソフトなどが必要か。彼の四苦八苦は10月まで続く、アアシンド。
猛暑日に 頭冷やせよ 計算機 何時になったら 我に随う (公童法師)
いろは説法10(はすのはなは どろがないとそだたない)法語10日は「蓮花は泥がないと育たない」です。師の山坊には古池と呼ばれる池がある。この季節「食蛙」と呼ばれる食用蛙が「ガゥガゥ」と低い声で鳴き蓮の葉が広がりやがて花が咲く。よく「蓮の花が開く時ポンと音がするそうですね。」と尋ねられるが「いや一度も聞いたことありませんわ」と師は答えられていた。山坊では来客があると蓮の葉で包んだ寿司が提供され運が良ければありつくことができた。池一面に蓮が見られるようにするには三月から四月のソメイヨシノの咲くころに蓮根の植え替えが必要で冷たい水の中に膝までつかり泥にあしを取られながら作業されるそうです。そのかいあって美しい花が咲くのですがお寺では法要の時道場の浄めとして紙で花弁の形にくりぬき散華として使われます。また観音様のお像には左手に水瓶を持たれ蓮の花が入れられております。観音様は水をつかさどる仏として、そうお水取りも二月堂の十一面観音様にお香水をお供えする儀式。古来蓮の花は泥(煩悩に満ちた娑婆世界)から生まれ清らかな花(悟りの世界)へと導くとされます。しかし師は泥(煩悩に満ちた娑婆世界)あるからこそ花(悟りの世界)が咲くと教えられる。迷い迷い苦しい汗をかくと心が浄められ暗夜の中に一瞬の光明が照らされるように花(悟りの世界)へと導かれる。泥(煩悩に満ちた娑婆世界)を人生の肥料にして花(悟りの世界)を咲かせましょう。ウッフン
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代表者田中公童(稔秋)
京都府公安委員会
第7858号